審査落ち・申込みの記録はいつ消える?信用情報に残る期間と再申込みの目安

カードローンやクレジットカードの審査に落ちると、「その記録がずっと残るのでは」と心配になる人も多いでしょう。
結論からいうと、カードローンなどに申し込んだときに信用情報機関に残る申込み(照会)の記録は、CIC・JICCでは照会日から6か月です。銀行系のKSC(全国銀行個人信用情報センター)では、本人開示の対象としては1年以内残りますが、加盟会社に提供されるのは6か月までです。
一方、延滞や債務整理などの記録はもっと長く、契約終了後5年(KSCの破産・民事再生の官報情報は7年)が目安です。
この記事では、次の内容を解説します。
- 信用情報機関に残る記録の種類と期間(CIC・JICC・KSC)
- 申込みの記録が残っている間に起こること
- 再申込みのタイミングの目安
- 記録が残っている間にやっておきたいこと
信用情報機関に残る記録の種類と期間
信用情報機関とは
信用情報機関は、ローンやクレジットカードの申込み・契約・返済の状況を登録し、加盟する金融機関の審査に提供する機関です。日本には主に次の3つがあります。
| 信用情報機関 | 主な加盟会社 |
|---|---|
| CIC | クレジットカード会社、信販会社、消費者金融など(割賦販売法の指定信用情報機関) |
| JICC(日本信用情報機構) | 消費者金融、信販会社など |
| KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行、信用金庫など |
カードローン会社は、申込みがあると加盟している信用情報機関に照会し、他社の借入状況や過去の返済状況を確認します。
記録の種類ごとの登録期間
| 情報 | CIC | JICC | KSC |
|---|---|---|---|
| 申込(照会)情報 | 照会日から6か月 | 照会日から6か月以内 | 利用日から1年以内(会員への提供は6か月まで) |
| 契約内容・返済状況 | 契約期間中と終了後5年以内 | 契約継続中と終了後5年以内 | 契約期間中と終了日(未完済なら完済日)から5年以内 |
| 延滞などの異動情報 | 契約期間中と終了後5年以内 | 契約期間中と終了日から5年間 | 取引情報に含まれる(代位弁済なども含めて5年以内) |
| 破産・民事再生の官報情報 | ― | ― | 決定日から7年以内 |
| 本人申告・貸付自粛 | ― | ― | 5年以内 |
KSCの「1年」と「6か月」の違い
銀行系のKSCでは、申込みの記録(照会記録情報)は利用日から1年以内残ります。ただし、このうち加盟会社(銀行など)に審査用として提供されるのは6か月までです。6か月を過ぎた記録は、本人が開示請求したときには見えても、銀行の審査で参照されることはありません。
つまり、審査への影響という点では、CIC・JICC・KSCのいずれも「申込みから6か月」がひとつの区切りと考えてよいでしょう。
「審査落ち」として残るのは申込みの記録
審査に落ちたときに信用情報に残るのは、主に「いつ、どの種類の会社に申し込んだか」という申込み(照会)の記録です。申込みの記録があるのに新しい契約の情報が登録されていなければ、ほかの会社からは「申し込んだが契約に至らなかった」と推測されることがあります。
申込情報に含まれるのは、氏名・生年月日・電話番号などの本人を特定する情報と、照会日、申込みをした商品の種類などです。
スマホの分割払いも信用情報に登録される
スマホ本体の分割払いは、割賦販売法上のクレジット契約にあたります。申込時に信用情報機関に照会され、支払状況が登録されます。支払遅延の情報は完済後も5年間残り、カードローンなどの審査でも確認されます。
申込みの記録が残っている間に起こること
短期間に申込みが重なると不利になる
申込みの記録が1件あるだけで、審査に必ず落ちるわけではありません。問題になりやすいのは、短期間に何社にも申し込み、記録が重なっている場合です。
「急いでお金を集めているのでは」「ほかの会社で断られたのでは」と判断され、審査で慎重に見られる原因になります。この状態は一般に「申し込みブラック」と呼ばれます。何件で不利になるかの基準は公表されていません。
申し込みブラックになる原因と、その影響については、こちらの記事で詳しく解説しています。
同時に複数社へ申し込むのは避ける
「同時に何社も申し込めば、申込みの記録が他社に見られる前に審査が進むのでは」と考える人もいますが、おすすめできません。照会の記録は各社が申込みのたびに確認するため、結果として短期間に申込みが集中した記録が残ります。
その記録は住宅ローンや自動車ローンなど、ほかのローンの審査でも確認されます。申込みは1〜2社に絞り、結果を確認してから次を検討しましょう。
落ちた会社には記録が長く残る可能性がある
信用情報機関の申込情報は6か月で消えますが、カードローン会社が自社で申込みの記録をどのくらい保管しているかは公表されていません。審査に落ちた会社に、状況が変わらないまま申し込み直しても、結果は変わりにくいと考えましょう。
住宅ローンなど大きなローンにも影響する
信用情報は、カードローンだけでなく、住宅ローン・自動車ローン・クレジットカードなどの審査でも確認されます。たとえば、近いうちに住宅ローンの申込みを予定している人が、直前にカードローンやクレジットカードに何件も申し込むと、その記録も審査の判断材料になります。
大きなローンを予定している時期は、ほかの申込みを控えておくと安心です。
クレジットカードとカードローンの記録は共有される
「クレジットカードの審査に落ちただけだから、カードローンには関係ない」とは限りません。CICにはクレジットカード会社と消費者金融の両方が加盟しているなど、同じ信用情報機関を通じて申込みや契約の情報が共有されます。クレジットカードとカードローンの申込みを短期間に重ねた場合も、記録が重なっていることに変わりはありません。
再申込みのタイミングの目安
再申込みの目安は、審査に落ちた原因によって変わります。
| 状況 | 再申込みの目安 |
|---|---|
| 1〜2社に申し込んで落ちた(原因に心当たりがない) | 申込情報が消える6か月後以降が無難 |
| 短期間に何社も申し込んだ | 最後の申込みから6か月後以降 |
| 他社借入が多い・総量規制の上限に近い | 借入残高や件数を減らしてから |
| 申込条件(年齢・収入)を満たしていなかった | 条件を満たすカードローンであれば期間を置かずに検討可 |
| 延滞の記録がある | 延滞を解消し、記録が消えるまで(契約終了後5年以内が目安) |
| 債務整理・代位弁済の記録がある | 記録が消えるまで(5年、KSCの官報情報は7年が目安) |
審査に落ちた原因の調べ方と、原因ごとの対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
記録が残っている間にやっておきたいこと
1. 信用情報を開示して中身を確認する
自分の信用情報に何が登録されているかは、CIC・JICC・KSCに本人開示を請求すれば確認できます。開示の方法や手数料は各機関の公式サイトで確認してください。
開示結果では、次の点を確認しましょう。
- 直近6か月の申込み(照会)の件数
- 支払状況の欄に、入金がなかったことを示す記録がないか
- 「異動」の記録(長期延滞、代位弁済、債務整理など)がないか
- 身に覚えのない契約や申込みがないか
記号の意味など詳しい見方は、各機関の公式サイトで説明されています。内容に誤りがあると思われる場合は、登録した会社や信用情報機関に問い合わせましょう。
2. 借りすぎていないかを確認する
消費者金融やクレジットカードのキャッシングは、総量規制により貸金業者からの借入れの合計が年収の3分の1を超えると、新たに借りることができません。年収300万円なら上限は100万円です。
銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、金融庁の調査(2018年)では、他行の借入れも含めて「年収の2分の1」を上限にしている銀行が約8割でした。借入先と残高を書き出し、余裕がどのくらいあるかを確認しましょう。
3. 支払いを期日どおりに続ける
クレジットカード、スマホの分割払い、各種ローンの支払いを期日どおりに続けることが、信用情報を良くする一番の近道です。口座振替にしておくと払い忘れを防げます。
もし支払いが間に合わないとわかった場合は、期日前に支払先へ連絡し、支払日や支払方法を相談しましょう。連絡せずに延滞が続くと、長期延滞として「異動」の記録が登録され、5年程度はローンやクレジットカードの審査に大きく影響します。
4. 希望限度額と申込内容を見直す
次に申し込むときは、本当に必要な金額だけを希望額にしましょう。年収や勤務先、他社借入額は、書類を見ながら正確に入力します。実際より良く見せた申告は、信用情報や収入証明書類で確認されるため、かえって不利になります。
5. 信用情報に記録がない場合は実績を作る
ローンやクレジットカードを一度も使ったことがなく、信用情報に記録がない状態だと、返済実績を判断できず審査で慎重に見られることがあると一般にいわれています。クレジットカードを作って少額の支払いを期日どおりに続けるなど、記録を積み重ねていきましょう。
記録が消えたあとの申込先の選び方
記録が消えて再申込みをするときは、次の点を意識すると申込先を絞りやすくなります。
- 申込条件が自分に合っているか:年齢、収入の種類(年金のみ・パート収入など)、居住地の条件を確認します。
- 前回落ちた会社とは別の会社を検討する:状況が大きく変わっていない場合は、別の会社のほうが検討しやすいでしょう。銀行カードローンの場合は、保証会社が前回と同じでないかも確認します。
- 簡易診断を活用する:大手消費者金融の多くは、申込前に借入れの可能性を確かめられる簡易診断を用意しています。結果は目安ですが、申込先を選ぶ参考になります。
すぐに審査を受けられるオススメの人気カードローン
-
審査時間 24時間以内 融資時間 即日入金 限度額 上限なし 実質年率 - -
審査時間 10秒簡易審査 融資時間 最短即日
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。限度額 800万円 実質年率 3.0%~18.0%
大手消費者金融の例としては、次のようなカードローンがあります。
SMBCモビット

| 審査時間 | 10秒簡易審査 | 融資時間 | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
|---|---|---|---|
| 利用限度額 | 800万円 | 実質年率 | 3.0%~18.0% |
SMBCモビットは申込みから最短15分で融資完了(公式表記)。WEB完結ならオンライン本人確認で手続きでき、勤務先への電話連絡も原則ありません。
アイフル

| 審査時間 | 最短9分 ※申込手続き完了時点から計測した最短時間であり、申込時間や審査状況などにより異なります。 |
融資時間 | 最短9分 ※申込手続き完了時点から計測した最短時間であり、申込時間や審査状況などにより異なります。 |
|---|---|---|---|
| 利用限度額 | 500万円 | 実質年率 | 4.5%~18% |
アイフルは最短9分で融資可能(申込手続き完了時点から計測)。はじめて契約する人は、契約日の翌日から30日間の無利息期間があります。
アコム

| 審査時間 | 最短20分 | 融資時間 | 最短20分 |
|---|---|---|---|
| 利用限度額 | 最大800万円 | 実質年率 | 3.0%~18.0% |
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融。はじめての契約なら契約日の翌日から30日間無利息で、勤務先への在籍確認の電話は「100%なし」と公式に案内しています。
※2026年10月時点の情報です。最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。
再申込みの前に、審査に通るために意識しておきたいポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
複数の借入れがある場合の注意点
すでに複数の会社から借りていて、追加の借入れを考えている場合は、新たな申込みより先に借入れの整理を考えましょう。借入件数が増えるほど、返済日や返済額の管理が難しくなり、審査でも不利になりがちです。
総量規制には、借り手に一方的に有利になる借換え(いわゆるおまとめローン)を年収の3分の1を超えても認める例外があります。
複数の借入れがある状態で追加の借入れを考えるときの注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
返済が難しくなっている場合は、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(0570-051-051)や法テラスに早めに相談しましょう。
よくある質問
Q. 申込みの記録を早く消してもらうことはできますか?
登録内容が事実と異なる場合を除き、登録期間が過ぎる前に消してもらうことは基本的にできません。期間が過ぎるのを待ちましょう。「記録を消せる」とうたう業者は信用しないでください。
Q. 完済すれば延滞の記録はすぐ消えますか?
消えません。延滞などの記録は、完済や契約終了の時点から5年以内(CIC・JICC・KSC)残るのが目安です。ただし、延滞を解消して以後の支払いを期日どおりに続けることは、今後の審査のために重要です。
Q. 審査に通って契約した場合、申込みの記録はどうなりますか?
申込みの記録は照会日から一定期間(CIC・JICCは6か月)で消えますが、契約した場合は契約内容と返済状況の記録が、契約期間中と契約終了後5年以内残ります。
Q. 家族の延滞が自分の信用情報に影響しますか?
信用情報は原則として契約者本人ごとに登録されます。ただし、スマホ本体の分割払いは、契約者が未成年で支払名義人の親が滞納した場合も、契約者本人の滞納として登録されると案内している事業者があります。
まとめ:申込みの記録は6か月、延滞などの記録は5年が目安
- 申込み(照会)の記録は、CIC・JICCで照会日から6か月、KSCでは本人開示の対象として1年以内(会員への提供は6か月まで)残る
- 延滞などの記録は契約終了後5年以内、KSCの破産・民事再生の官報情報は7年以内が目安
- 短期間に申込みが重なると「申し込みブラック」として審査で不利になる
- 再申込みは、原因を解消し、申込情報が消える6か月後以降を目安にする
- 記録が残っている間は、信用情報の開示、借入れの整理、期日どおりの支払いを進める
審査に落ちたこと自体は珍しいことではありません。焦って申込みを繰り返さず、時間を置いて準備を整えてから再挑戦しましょう。

















