楽天銀行スーパーローンで借り換え・一本化|利息の試算と審査の注意点

「消費者金融の金利が高いので、もっと低い金利のローンに借り換えたい」「複数の借入をまとめて管理を楽にしたい」と考えたとき、候補になりやすいのが楽天銀行スーパーローンです。
結論から言うと、楽天銀行スーパーローンは資金使途が原則自由(事業性資金を除く)で、商品ページでも借り換えによる返済プランの見直しに触れています。上限金利は年14.5%なので、年18%前後の借入から借り換えれば利息を減らせる可能性があります。ただし、専用の「おまとめローン」ではないため、使い方や審査について注意すべき点もあります。
- 楽天銀行スーパーローンを借り換え・一本化に使えるか
- 借り換えでどのくらい利息が変わるかの試算
- 借り換えで損をしないための金利の比べ方
- 専用のおまとめローンとの違いと、審査の注意点
楽天銀行スーパーローンは借り換え・一本化に使える?
楽天銀行スーパーローンの資金使途は「原則自由(事業性資金を除く)」です。楽天銀行の商品ページには、借入を楽天銀行スーパーローンで借り換えて返済プランを見直す使い方が紹介されています。
| 金利 | 年1.9%〜14.5%(変動金利、2026年8月17日現在) |
|---|---|
| 限度額 | 10万円〜800万円(10万円単位) ※専業主婦の方は50万円まで |
| 申込年齢 | 満20歳以上62歳以下 ※パート・アルバイトの方、専業主婦の方は60歳以下 |
| 申込条件 | 日本国内に居住(外国籍の方は永住権または特別永住権が必要) 毎月安定した定期収入がある、または専業主婦である 保証会社の保証を受けられる |
| 保証会社 | 楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社 |
| 資金使途 | 原則自由(事業性資金は不可) |
※2026年10月時点の情報です。最新の条件は楽天銀行の公式サイトでご確認ください。
専用のおまとめローンではない点に注意
楽天銀行スーパーローンは、借り換え専用・おまとめ専用の商品ではありません。通常のカードローンとして契約し、借りたお金で他社の借入を返済する形になります。そのため、次の点を理解しておく必要があります。
- 他社への返済は、原則として自分で行う
- 限度額の範囲内なら追加で借りられるため、借入が増えるリスクがある
- 限度額が希望額に届かない場合、すべての借入をまとめられないことがある
借り換えでどのくらい利息が変わる?

楽天銀行スーパーローンの金利は、契約する限度額によって決まります。
| 限度額 | 金利(年率) |
|---|---|
| 800万円 | 1.9%〜4.5% |
| 600万円以上800万円未満 | 2.0%〜7.8% |
| 500万円以上600万円未満 | 2.5%〜7.8% |
| 350万円以上500万円未満 | 2.9%〜8.9% |
| 300万円以上350万円未満 | 2.9%〜12.5% |
| 200万円以上300万円未満 | 3.9%〜14.5% |
| 100万円以上200万円未満 | 6.6%〜14.5% |
| 10万円以上100万円未満 | 14.5% |
※MY ONEネット特約会員の方は、上記から年0.4%引き下げられます。
50万円を60回で返す場合の試算
年18.0%の借入50万円を、年14.5%で借り換えた場合の利息を比べてみます(元利均等返済で計算した試算です)。
| 金利 | 年14.5% | 年18.0% |
|---|---|---|
| 毎月の返済額 | 約1万1,764円 | 約1万2,697円 |
| 返済総額 | 約70万5,848円 | 約76万1,803円 |
| 利息の合計 | 約20万5,848円 | 約26万1,803円 |
※試算は概算です。実際の返済額は返済方式や借入・返済のタイミングによって異なります。
この例では、利息を約5万6,000円減らせる計算です。ただし、限度額100万円未満の契約では金利が年14.5%になるため、すでに年15%程度の借入しかない場合は、借り換えてもほとんど差が出ないこともあります。
期間限定の金利半額キャンペーン
2026年8月17日から2027年1月15日までは、キャンペーンページから新規に申し込んだ方を対象に、金利が年0.95%〜7.25%になる「金利半額キャンペーン」が実施されています。キャンペーン期間や適用条件は、申込み前に公式サイトで必ず確認してください。
借り換えで損をしないための金利の比べ方
複数の借入がある場合は「加重平均金利」で比べる
複数の借入がある場合、それぞれの金利を単純に平均するのではなく、借入残高の大きさを加味した「加重平均金利」で比べるのが正確です。
加重平均金利 =(借入残高 × 金利)の合計 ÷ 借入残高の合計
例:A社30万円(年18.0%)、B社20万円(年15.0%)の場合
(30万円×18.0% + 20万円×15.0%)÷ 50万円 = 年16.8%
この加重平均金利より、借り換え先の適用金利が十分に低いかどうかを確認しましょう。
返済期間が延びると利息が増えることも
金利が下がっても、毎月の返済額を減らして返済期間を延ばすと、結果的に利息の総額が増えることがあります。借り換え後も、これまでと同じくらいの金額を返済に回すのが、利息を減らすコツです。
複数の借金を一本化するメリット・デメリットや、一本化の方法の選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
借り換え・一本化を申し込むときの審査の注意点

借入額が大きくなる分、審査は慎重になりやすい
借り換えや一本化では、すでに借りている金額をまとめて借りるため、希望する限度額が大きくなりがちです。そのぶん、収入に対して返済できるかが慎重に審査されます。
他社の借入額は正確に申告する
他社からの借入額は、信用情報で確認されます。少なく申告しても分かるうえ、申込内容に誤りがあると判断されて審査に不利になります。現在の残高を利用明細などで確認し、正確に申告しましょう。
銀行は独自の基準で借入上限を設けている
銀行カードローンは貸金業法の総量規制(年収の3分の1までの規制)の対象外ですが、各銀行は独自に審査基準を設けています。金融庁の調査では、他行からの借入も含めて「年収の2分の1」などの上限を設けている銀行が約8割にのぼりました。他社の借入が多いと、まとめたい金額の全額が認められないこともあります。
楽天銀行スーパーローンの審査の流れや、審査で確認されるポイントは、こちらの記事で詳しく解説しています。
借り換えに向いている人・向いていない人
向いている人
- 年18%前後の消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用している
- 安定した収入があり、延滞などの記録がない
- 借り換え後も追加で借りず、計画的に返済できる
向いていない人・注意が必要な人
- すでに年14.5%前後かそれ以下の金利で借りている
- 限度額に余裕ができると、つい追加で借りてしまう
- すでに返済が遅れがちで、借入総額が収入に対して大きい
追加で借りられない仕組みのほうが安心という方は、返済専用の借り換えローンも選択肢になります。例えば、アコムの借換え専用ローンは追加借入ができない返済専用の商品です(銀行カードローンやクレジットカードのショッピング利用は対象外)。詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
ほかの銀行カードローンで借り換えを検討する場合の比較材料として、イオン銀行カードローンを借り換えに使う際の注意点は、こちらの記事でまとめています。
楽天銀行スーパーローンの借り換えでよくある質問

住宅ローンや自動車ローンも一緒にまとめられる?
楽天銀行スーパーローンの資金使途は原則自由ですが、住宅ローンや自動車ローンのような金利の低い借入をカードローンで借り換えると、かえって金利が上がることがほとんどです。まとめる対象は、金利の高いカードローンやキャッシングに絞って考えましょう。
住宅ローンを返済中だと審査に不利?
住宅ローンや自動車ローンを利用していること自体で、すぐに審査に落ちるわけではありません。ただし、毎月の返済額が収入に占める割合は審査で考慮されます。また、それらの返済に遅れがあると不利になります。
借り換えたあと、他社のカードは解約すべき?
他社の借入を完済したあとも契約が残っていると、また借りてしまうおそれがあります。再び使う予定がなければ、完済後に解約の手続きをしておくと安心です。
返済が苦しくて借り換えもできない場合は?
借り換えの審査に通らない、借り換えても返済の見通しが立たないという場合は、一人で抱え込まずに相談窓口を利用しましょう。日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(0570-051-051)や法テラスでは、返済の悩みや債務整理について相談できます。
楽天銀行スーパーローン

| 審査時間 | 最短即日 | 融資時間 | 契約後最短即日 |
|---|---|---|---|
| 利用限度額 | 800万円 | 実質年率 | 1.9%~14.5% |
借り換えで金利を見直したい方に。楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9%〜14.5%です。
まとめ:金利差と返済計画を確認してから借り換えを

- 楽天銀行スーパーローンは資金使途が原則自由で、借り換えに使える
- 上限金利は年14.5%(限度額100万円未満は一律14.5%)
- 年18%の借入50万円を60回で返す例では、利息を約5万6,000円減らせる計算
- 複数の借入は加重平均金利で比べ、返済期間を延ばしすぎない
- 専用のおまとめローンではないため、追加借入をしない意識が大切
借り換えは、正しく使えば利息を減らし、返済の管理を楽にできる方法です。申込み前に現在の金利と残高を整理し、借り換え後の返済計画まで立ててから判断しましょう。


















