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クレジットカードの申し込みはネット・店舗どちらが良い?主な申込方法とメリット・デメリットを解説

更新:2024年3月27日

申し込み

クレジットカードを選んだり、申し込んだりする際、その「申し込み方法」は意識して選んでいるでしょうか。申し込み方法によっては、希望カードに近いものが選択肢に無かったり、手続きが面倒だったりと、思った通りのカードを選ぶのが難しくなります。

今回は、クレジットカードの申し込み方法とそのメリット・デメリット、選び方の具体例など「クレジットカードの申し込み方法」についてしっかり解説していきます。自分に合った申し込み方法を見つけ、上手なカード選びに役立てましょう。

クレジットカードには様々な申し込み方法がある

ネットで申し込み

クレジットカードを申し込むには、様々な方法があります。

クレジットカードの申し込み方法によって、選べるクレジットカードが全く異なってくるので、カードの「性格」つまり特徴も変わります。

新たにクレジットカードを選ぶ際は、申し込み方法にどんなものがあるかをしっかりと知り、それぞれの申し込み方法のメリット・デメリットを理解した上で選択しなければ、後で後悔することにもなりかねません。

次の章からはクレジットカードの主な申し込み方法、メリット・デメリットを順に紹介していきます。自分の利用のカードに出会えるよう、申し込み方法についてしっかり学んでいきましょう。

クレジットカードの申し込み方法3種類

様々な人々

クレジットカードの申し込み方法は、主に次の3種類があります。

  1. インターネットで申し込む
  2. 流通系店舗の店頭で申し込む
  3. 銀行で申し込む

それぞれの申し込み方法について、順番に解説していきます。

1.インターネットで申し込む

パソコンをよく利用する方が選びやすい方法で、「インターネット経由」での申し込みという方法があります。この方法は最も簡単で手間もなく、自分が作りたいと思っているクレジットカード会社のホームページに行けば誰でも簡単に申し込むことができます。

申し込みの際は、案内に従って申し込みフォームから氏名や住所などの必要事項を入力していけば良いので、難しくありません。

インターネットで申し込みできるのは、銀行やコンビニ、量販店などの「企業」が発行しているカードのほかに、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなどの国際ブランドが発行する「プロパーカード」があります。

国際ブランドのプロパーカードはネット申し込みのみ!

基本的に、JCBカードやアメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカードなどの発行する「プロパーカード」、つまり他のどの企業とも提携していない国際ブランド独自のカードは、基本的には「ネット申し込み」からしか手に入れることができません。

そのため、プロパーカードに申し込みたいのであれば、自然に申し込み方法は限定されます。

プロパーカードでも、インターネットに表記されている電話番号に連絡すれば発行手続きができるケースももちろんありますが、これも入り口は「インターネット」になるため、大きくネット申し込みとして分類しています。

国際ブランドのプロパーカード以外にも、「三井住友カード」などのプロパーカードも現在はネット、もしくは電話申し込みしかしていないので、世の中には「ネット限定」のクレジットカードが多くあると言えますね。

2.流通系店舗の店頭で申し込む

流通系店舗とは、モノを流通させている店舗、つまりデパート(百貨店)やスーパー、コンビニ、家電量販店などのことです。これらのお店で申し込みができるクレジットカードは、ほとんどの申し込み先の店舗との「提携」があるクレジットカードですので、イオンモールでクレジットカードを作ろうとすれば「イオンカード」のように、その店舗によって選べるクレジットカードが異なります。

店頭で申し込む際は係員の案内に従い、専用のタブレット機器、もしくは手書きの申し込み用紙で申し込むことになります。

3.銀行で申し込む

大きな銀行、いわゆるメガバンクだけではなく、地方の銀行でも、銀行独自の「クレジットカード」を発行しているケースが多くあります。

銀行での店頭申し込みがしたい場合は、希望しているクレジットカードを発行する銀行の店舗で問い合わせてみましょう。

自分がよく利用する銀行、もしくは今から銀行口座を作ろうとしている銀行なら、用事のついでに申し込むこともできます。ただし、「三井住友カード」のように、銀行系カードであっても、銀行窓口で取り扱っていない事もあります。

その場合は、インターネットもしくは電話での申し込みになりますので、ご注意ください。

クレジットカードの申し込み方法別「メリット・デメリット」

スマホで申し込み

クレジットカードの申し込み方法には、それぞれのメリット・デメリットがあります。
インターネット、流通系店舗、銀行の3つの申し込み方法には、それぞれどんなメリット・デメリットがあるか見ていきましょう。

  1. インターネットで申し込むメリット・デメリット
  2. 流通系店舗の店頭申し込みのメリット・デメリット
  3. 銀行で申し込むメリット・デメリット

1. インターネットで申し込むメリット・デメリット

ここでは、クレジットカードをインターネットで申し込む際のメリット・デメリットを紹介します。

MERIT

インターネットで申し込む際のメリット

  • クレジットカードの比較がしやすい
  • ネット申し込み限定キャンペーンも多数あり
  • 「ネット限定」の高還元率カードもある
  • 審査も早く、申し込みも楽

1.クレジットカードの比較・検討がじっくりしやすい

インターネットで申し込む最大のメリットは、クレジットカードの選択肢の幅が大きく、時間もたっぷりあるので、クレジットカード同士の「比較」や「検討」がしやすいところです。

お店や銀行などの「店頭」での申し込みをする際は、気になっているカードの説明を受けた後に、「じゃあ他のカードも見てみたいです」と目の前でスマホやパソコンで比較するのは難しいですよね。

インターネット申し込みの場合は、気になるカードがあればブックマークしておき、あとから他のカードの情報と見比べてじっくりと選ぶことができます。

また、店頭での申し込みは店員の勧誘を受けて申し込むことがほとんどですので、その場の雰囲気にのまれて、情報の正確さ(例えば、本当に他社と比べポイント還元率が良いのか? など)をきちんと考えずに申し込んでしまう事も考えられます。

インターネット申し込みなら人の目を気にせず、冷静に自分にあったカードかを検討できるので、正確な情報を元に冷静に判断可能です。

2.ネット申し込み限定キャンペーンも多数あり

クレジットカードの広告で「インターネット申し込み限定特典付き!」という謳い文句を目にしたことはないでしょうか。インターネット申し込み以外に、「店頭限定」のキャンペーンもありますが、インターネットではキャンペーン同士を見比べて最も良いカードを選ぶという方法も取ることができます。

インターネット限定特典は、常に何らかの形で実施しているカード会社もあれば、本当に「その期間限り」という場合もありますので、気になるキャンペーンがあれば機を逃さずに申し込むのが良いでしょう。

ネット申し込み限定のキャンペーンでは、特に国際ブランドの「プロパーカード」やAmazon、楽天市場などの「ネット通販」関係のものが店頭では見られないものですので、そういったカードのキャンペーンはしっかりとインターネットでチェックする必要があります。

3.「ネット限定」の高還元率カードが多数

いわゆる「常時1.0%以上」などのポイント高還元率カードは、インターネット限定で発行されているケースが多い印象です。

その理由として考えられるのは、店頭で申し込み可能なクレジットカードは「銀行」もしくは「流通系」のカードになってくると思いますが、前者(銀行系カード)はそもそもポイント制度に重きを置いていないカードが多く、後者(流通系カード)は、「発行元の流通店舗」のみでお得になるポイント制度を取り入れていることが多いからです。

なぜ流通系のお店で発行されたカードのポイント還元率がそれほど高くないかというと、やはり発行したからにはその発行元のお店でたくさん買い物してほしいという考えがあるので、自社店舗でのメリット(ポイント)を良くする分、全体のポイント還元率を上げるのは難しいからです。

そのため、「どのお店でもポイント還元率が高い」、「あらゆるネット通販に強い」などの汎用性が高く、常にポイント還元率が高いカードは、店舗ではなく「ネット限定」になっていることものが比較的多いと言えますね。

4.審査も早く、申し込みも楽

ネット申し込みは、わざわざ店頭まで行ってカードの申し込みをする手間がなく、自宅や外出先でも気軽にできるのがメリットの一つです。

しかも、審査に必要な申し込み情報を手書きする必要もなく、キーボードやスマホでささっと打って、字を間違えても修正しやすく「簡単」です。

また、実店舗で仮カードが即日発行されるなどのケースを除き、基本的に申し込んだ情報は「データ」としてクレジットカード会社に送られるので、審査もスピーディで発行までが早いのが嬉しいポイントです。

店頭申し込みの中には、「それでは今からこの書類を審査会社に送りますね」という事もあり、それでは郵送が発生するので大幅なタイムラグができてしまいますので、インターネットでの申し込みと比べると遅く感じてしまいます。

DEMERIT

インターネットで申し込む際のデメリット

  • 申し込む際の疑問をその場で解決できない
  • スマホ、パソコンの操作ができる人じゃないと難しい

1.申し込む際の疑問をその場で解決できない

インターネット申し込みで困るのは、申し込む際の疑問点が出てきてしまった時にすぐに解決しづらいことです。気になることはメール、もしくは電話での問い合わせになりますので、問い合わせる時間帯によっては返答に時間がかかる場合もあります。

そのため、疑問をすぐに解決したい、直接人と話して決めたいという方にはネット申し込みは不向きです。
ただし、店頭で質問しても本部へ確認の電話をするなど、回答までに時間を要する場合もあるので、電話窓口があいている時間帯であればそれほど気にならないとも言えます。

2.スマホ、パソコンの操作ができる人じゃないと難しい

インターネット申し込みの最大のデメリットは、パソコンやスマホを操作できる人でないとそもそも申し込みができないというところです。

そういう場合は銀行、もしくは流通系店舗での申し込みをするしか選択肢がなくなってしまうので、インターネット申し込みのメリットは全く受けられません。逆に、スマホやパソコンの操作が普通にできる人にとっては、他の申し込み方法と比べて最も情報が多く簡単なので、とてもお勧めできる方法でもあります。

2. 流通系店舗の店頭申し込みのメリット・デメリット

流通系店舗で店頭申し込みする際には当然「目の前の人にいろいろ質問ができる」というメリットがありますが、ここでは、それ以外のメリット・デメリットを紹介します。

MERIT

流通系店舗の店頭申し込みのメリット

  • 審査が比較的柔軟で、仮カードが即日発行されることも
  • ポイントカード一体型だとカード枚数を増やす必要がない
  • 流通系店舗でポイントを「貯めやすい」クレジットカードが多い
  • 年会費や発行手数料「無料」のカードが多い

1.審査が比較的柔軟で、仮カードが即日発行されることも

流通系店舗で発行されるカード、いわゆる「流通系クレジットカード」は、審査が比較的柔軟で発行されやすいという特徴を持っています。

流通系カードのほとんどは、発行元の店舗でより多くの買い物をしてもらうための「販売促進」の一環でもありますので、やはりターゲットとなる購買層にたくさん発行・浸透させたいという狙いがあります。

そのため、主婦やフリーターなどの「収入が不安定、もしくは家族に頼っている」という層でも、条件さえきちんと合えば発行してもらえるケースが多いです。

ただし、あくまでも審査が「柔軟」というだけで、信用力の低いと判断されてしまうような方では発行は難しいので、あくまでも銀行系などの「普通のカード」に比べると「流通系」は柔軟であると覚えておきましょう。

審査が柔軟で発行スピードが早いので、店頭で申し込んだ際は即日で「仮カード」が発行されるお店もあります。お店に来てもらったその日からメリットを受けられる「仮カード」を発行することで、お店の当日の売り上げも増えやすくなるので、こうしたスピード発行を実施していると言えますね。

審査の柔軟さ・発行スピードの早さを重視する方は、「流通系店舗」での申し込みを検討してみましょう。

2.ポイントカード一体型だとカード枚数を増やす必要がない

流通系店舗の多くは、ポイントカード制度を導入していることが多くあります。

クレジットカードの発行を検討するほどよく利用するお店であれば、当然そういった「ポイントカード」を持っている方が多いと思いますが、流通系店舗から発行されるクレジットカードの中には「ポイントカード一体型」になっているカードもあります。

そういったカードですと、今までポイントカードとして持っていたカードが「クレジット機能付きポイントカード」に変わるだけなので、カード枚数自体は変わることなくお財布の中でかさばることもありません。

3.流通系店舗でポイントを「貯めやすい」クレジットカードが多い

流通系クレジットカードの特徴として、発行元の店舗、もしくは自社グループ内でのクレジット利用で「ポイントが貯まりやすい」システムを導入しているカードが多い、というものが挙げられます。

例えば、普通のクレジットカードでは店頭でのポイントが「1%」しかつかないところを、その流通系店舗で発行されたクレジットカードでは「5%」もつくということです。

頻繁に特定の流通系店舗やグループを利用する方は、このポイント還元率だけを注目して「サブカード」として持ってもよいほどの特典が受けられることもありますので、よく利用する店舗がある場合は、そこで発行するクレジットカードをチェックしてみましょう。

4.年会費や発行手数料「無料」のカードが多い

流通系店舗での申し込みカードの多くは、「年会費無料」や「発行手数料無料」というメリットを用意しています。

お店でお得にお買い物をする目的でクレジットカードを作るのに、年会費や発行手数料がかかってしまうのではなかなか申し込もうという気が起きなくなってしまうので、こうしたお得な維持費を提示することでカードホルダーを増やそうとしていると言えます。

自社発行のお得なカードを持っている方が増えれば、それだけ店舗でのメリットを狙ったお客さんからの売り上げも上がりやすくなりますので、たとえ年会費が無料でも流通系店舗にとってのメリットは十分あるということですね。

DEMERIT

  • 他のカードとの比較や検討ができない
  • 流通系店舗のカードしか選択肢がない

1.他のカードとの比較や検討ができない

流通系店舗の店頭で申し込むデメリットは、十分な他社カードとの比較・検討が難しいというところです。

流通系店舗で申し込む場合には、基本的には申し込めるカードの幅はかなり狭まってしまうので、申し込みをする流通系店舗をよく利用する・確実にメリットが得られるという方でなければ、ひとまず家に情報を持ち帰って検討してみるのもおすすめです。

2.流通系店舗のカードしか選択肢がない

先にも少し触れましたが、特定の流通系店舗で申し込もうとすれば、当然その店舗と関係のあるカードしか申し込むことができません。

つまり、世の中にクレジットカードの種類がたくさんあっても、目の前にある数種類のカードからしか選べないということになります。魅力を感じて納得して申し込みをするのであれば良いですが、選択肢に魅力を感じなければ、とりあえず当日は申し込みをしないという方法もあります。

3. 銀行で申し込むメリット・デメリット

銀行での申し込みは「銀行」という安心感や、こまやかな説明が受けられるなどのメリットがありますが、ここではそれ以外にどんなメリット・デメリットがあるかを見ていきましょう。

MERIT

銀行で申し込むメリット

  • キャッシュカード一体型で便利、お財布がすっきりする
  • ATMの借入・返済手数料が「無料」になるケースが多い
  • 引き落とし口座を間違えない

1.キャッシュカード一体型で便利、お財布がすっきりする

銀行で発行しているクレジットカードは、「キャッシュカード一体型」になっているものもあります。

キャッシュカードとクレジットカードを別々に管理するのが面倒という方でも、お財布の中身を増やさずにどちらの機能も得られるのが魅力です。キャッシュカード一体型の場合はデザインが選びにくいというデメリットもありますが、機能性重視で見た目はあまり気にしないのであれば、便利なのでおすすめです。

2.ATMの借入・返済手数料が「無料」になるケースが多い

クレジットカードの「キャッシング機能」をコンビニや銀行のATMで利用する際は、借入・返済に手数料がかかることもあります。

借入の場合はおよそ1万円以上借りる場合に100〜200円程度かかってしまいますが、いちいち手数料を支払っていると、短期でお金を返済した利子と同じくらいのお金が上乗せでかかってしまうことになります。

そうなると、キャッシングが使いづらくなってしまいますが、銀行系のクレジットカードの場合は「手数料」が自社のATMで利用する際は「無料」になる、というサービスが提供されているケースが多くあります。

もちろん、中には銀行系クレジットカードでも借入・返済の際に手数料が生じてしまうこともありますが、それぞれのカードや銀行によって方針が異なりますので、確認した方が無難です。

あくまでも「絶対無料」ではなく、銀行系クレジットカードは傾向として「キャッシングの借入・返済手数料が無料になるものもある」といった風に捉えてくださいね。

3. 引き落とし口座を間違えない

これはちょっとうっかりしている、もしくはクレジットカードを複数持っている方に嬉しいメリットですが、銀行系のクレジットカードは基本的に発行元の銀行口座が引き落とし先になります。

そのため、返済日間近に「どの銀行口座から引き落とされるか」が分からずに間違えてしまう、引き落としができないというミスを無くすことができます。

引き落としができないことが続くと、最悪の場合信用情報にキズがついてしまうことも考えられますので、うっかりを防ぐために「銀行系カード」を作るのは良い方法です。

DEMERIT

銀行で申し込むデメリット

  • 他のカードとの比較や検討が難しい
  • クレジットカードの「お得度」が低いカードが多い

1.他のカードとの比較や検討が難しい

これは流通系店舗での申し込みでも言えることですが、銀行店舗で申し込みをすると、基本的にその銀行で発行されているカードを申し込むことしかできません。つまり、選択肢の幅がとても「狭い」、かつ「比較・検討」がその場でできないということになります。

今回ご紹介したようなメリットを理解した上で申し込むのであれば、比較ができないのはあまりデメリットにならないかもしれませんが、もっと他のカードも見て決めたいという際は店頭申し込みの前に調べておくか、ネット申し込みをするようにしましょう(銀行系でも、ネット申し込み可能なカード多数です)。

2.クレジットカードの「お得度」が低いカードが多い

銀行系クレジットカードには、ポイント還元率などの「メリット」が少ない、つまり日常のお買い物などでメリットを得にくいカードもあります。

その銀行ならではのメリットがある場合は良いですが、単純に「お得なカードが欲しい」、「日常づかいでメリットを感じられるのが良い」という場合には適さないこともあるので、ご注意ください。

実際に申し込む方法の選び方は?具体例を紹介!

正しい選び方

申し込み方法別でメリット・デメリットがあることはご理解いただけたと思いますが、実際にどんな目的があるときにどんな申し込み方法が適しているか、より分かりやすくするために具体例を見ていきましょう。

  1. よく利用する、好きなお店でメリットを受けたい
  2. ポイント重視でお得なクレジットカードが欲しい
  3. お金周りを一元管理して分かりやすくしたい

1.よく利用する・好きなお店でメリットを受けたい

よく利用するお店、もしくは好きなお店でお得な特典やメリットを受けられるクレジットカードが欲しい場合は、そのお店と提携しているカード、つまり希望の流通系店舗で申し込みができるカードを選ぶのが正解です。

気に入っているお店がクレジットカードを発行しているかは、店員に確認するか、サービスカウンターなどで問い合わせてみましょう。

特定のお店でメリットを受けたい場合は、やはり汎用的に「お得」なカードよりも、お店が発行するカードが一番です。
時期によっては入会キャンペーンを実施していることもありますので、キャンペーン中に申し込むとよりお得な特典が受けられます。

2.ポイント重視でお得なクレジットカードが欲しい

ポイントを重視して、より日常づかいで「お得」なクレジットカードが欲しいなら、ポイントを貯めやすいポイントプログラムを採用しているクレジットカード会社の「プロパーカード」をネット申し込みするのがおすすめです。

流通系店舗で申し込めるカードなどは、その特定の店舗でのみお得なメリットが受けられるというカードが多いですが、ネット申し込み限定のクレジットカード会社のプロパーカードなら、中立的、かつお得なポイントプログラムなものも多くあります。

さらに、国際ブランドなどのプロパーカードならポイント還元以外にも独自の優待サービスがあるカードもあるので、ポイント面だけではなく、金額面でお得なショッピングやレストランでの食事ができます。

3.お金周りを一元管理して分かりやすくしたい

お金周りを整理して、とにかく分かりやすくしたい、できればお金の出入りを一元管理したい、という場合には、「銀行申し込み」ができるカードがおすすめです。

銀行発行のカードは、基本的に発行元の銀行口座から引き落としされますので、メインバンクとして利用している銀行のクレジットカードを作れば給与の振込や公共料金の引き落とし、クレジットカードの引き落としなどが「一元管理」できます。

とにかくお金周りの管理を簡単にしたい方は、自分が利用している銀行から発行されているカードをチェックしてみましょう。

ネット申し込み可能!おすすめのクレジットカード3選

今回は、ネット申し込み、流通系店舗での店頭申し込み、銀行申し込みの3種類の「申し込み方法」について解説いたしましたが、ここではせっかくインターネットで記事を読んでいただいているので、ネット申し込みが可能なおすすめクレジットカードを「プロパーカード」、「流通系カード」、「銀行系カード」それぞれ1枚ずつご紹介します。

JCB一般カード

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
1,375円(税込)
還元率 0.5%〜5.0%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 発行日数 約1週間でお届け

JCB一般カードは、唯一の日本発国際カードブランドである「JCB」から発行されているプロパーカードです。JCBのオリジナルシリーズの中で最もスタンダードなカードですので、年会費は1,375円(税込)とかなりリーズナブルに設定されています。

1

国内・海外の旅行傷害保険が最高3,000万円まで付帯するほか、ショッピングガード保険も付帯するなど、格安カードではかなり手厚い待遇です。

独自のポイントプログラム「Oki Dokiポイント」は、前年度の年間利用額に応じてポイント還元率がアップするほか、ポイントアップモールの「Oki Dokiランド」経由でお買い物をするだけで多い時には10〜20倍ものポイントが付与されます。

ポイントをしっかり貯められて、基本的なサービスが充実しているという意味でコストパフォーマンスに優れ、ネットでしか申し込めないおすすめの1枚です。

イオンカード

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5%~1% 発行日数 約2週間

イオンカードは、ショッピングモール大手のイオングループ会社から発行されているクレジットカードです。イオン店頭での申し込みももちろん可能ですが、ネット経由でも申し込むことが可能で、ネット限定のキャンペーンを行なっていることもあります。

11

流通系カードの特徴である「年会費が無料」、「店舗での利用がお得」というポイントがしっかり抑えられており、毎月2回ある「お客様感謝デー」ではイオンでのお買い物代金がなんと5%も安くなります。

また、イオングループ対象店舗でイオンカードを使うと、独自ポイントである「WAON POINT」が通常時の2倍になり、イオンユーザーには嬉しい特典が盛りだくさんです。

年にイオンでのお買い物を「30万円」したとすると、全てお客様感謝デーで利用すればその5%の「15,000円」お得になるという計算になりますので、イオンをよく利用する方にはぴったりのカードです。

イオンモールは全国にたくさん店舗がありますので、流通系カードの中でも特に普段から使いやすいカードと言えます。

三井住友カード

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
1,375円(税込)
還元率 0.4%~1.0% 発行日数 最短3営業日

三井住友カードは、三井住友カード株式会社から発行されている「銀行系」のクレジットカードです。三井住友カードは銀行系カードでありながら、基本的には電話もしくはネット申し込みになり、三井住友銀行とは会社が異なるので銀行申し込みはできません。

1

年会費は1,375円(税込)とリーズナブルで、銀行系カードならではのセキュリティの高さ、ステータス性が魅力です。旅行傷害保険も最高2,000万円、ショッピング補償も付帯しており、銀行系カードでも「ポイントプログラム」もあります。

ポイントは「ワールドプレゼント」というポイントプログラムを採用しており、前年度の年間利用額に応じてポイントアップするというシステムも採用しています。

一つ注意点があるとすれば、銀行系カードでも引き落とし先を「三井住友銀行」以外に設定できるということです。わざわざ三井住友銀行口座を作る必要はありません。

安心できる銀行系カードが良い方には、スタンダードな1枚として検討する価値があります。

まとめ

クレジットカードを作るときは申し込み方法も上手に選ぼう

クレジットカードを作る際は、申し込み方法によって選べるカードや性格が異なるので、自分のニーズに合わせたカードが選べる申し込み方法でカードを作るのがおすすめです。

今回は代表的な選び方である「ネット申し込み」、「流通系店舗での申し込み」、「銀行申し込み」の3種類についてご紹介いたしましたが、それぞれの特性を理解し、自分にぴったりのカードを選べるように「申し込み方法」もしっかり選ぶようにしましょう。

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